清水港振興事業 | ||||||||
「FAZの基本概念」 平成4年に施行された「輸入の促進及び対内投資事業の円滑化に関する臨時措置法(FAZ法)」(注1)に基づき、輸入の円滑化を図るため港湾・空港及びその周辺地域において輸入関連事業者の事業活動を促進させる輸入促進地域(Foreign Access Zone:FAZ)を設定して、輸入に関連するインフラ整備等を行い輸入関連業者を集積させ、効果的に輸入の促進を図ろうとするものです。全国で22のFAZ地域が指定されました。 輸入促進地域では、第3セクター等が中心となって輸入品の保管や荷捌きといった物流を支援する施設、輸入品を加工する施設、輸入ビジネス支援施設、輸入品展示施設、会議場等の整備を行い輸入事業を促進していきます。 「清水港FAZの整備」 静岡県では、清水港及びその周辺地域(旧清水市、現静岡市清水区全域)を輸入促進地域として「静岡県地域輸入促進計画」を策定し、平成8年3月27日通商産業省、運輸省、農林水産省及び自治省の所管4省から承認を受けました。平成13年3月5日に地域輸入促進計画の変更同意を同所管4省から受けました。 (注1)
「輸入の促進及び対内投資事業の円滑化に関する臨時措置法(FAZ法)」は平成18年5月29日の法期限をもって廃止されました。
■物流施設の整備 清水港の中核的な物流拠点施設として、また、地域経済活性化の原動として「興津国際流通センター」が平成10年3月16日に完成しました。 この施設は、増加するコンテナ輸送、高度化する物流ニーズに対応する総合物流施設として、荷捌き・保管・流通加工施設、物流事業者オフィスのほか、研修室、会議室、情報化オフィスを備えて物流ビジネスを支援します。 ■国際経済交流施設の整備 地域社会と国際経済環境との調和ある健全な発展と国際経済交流の拡大を目指して「清水マリンターミナル」が平成11年7月20日に完成しました。 この施設には、展示会や商談会などのイベントが開催できる「多目的ホール」や駿河湾フェリー・豪華客船などの乗客のための「客船ターミナル」を備え、地域間国際間のビジネス創造の橋渡しの役割を担います。 ■清水港事業支援駐車場施設の整備 清水マリンターミナルの開設に伴い、イベント開催時等の来場者に対する駐車場として「日の出パーキング」が平成11年7月15日に完成しました。 日の出地区では都市開発が急速に進んでおり、自動車でも大勢の人達が安心して参加できる、人が集いにぎわう港を目指します。
「清水港振興の役割」 第三セクター「清水港振興(株)」を事業主体とした官民一体の取組み ■商談会等国際経済交流の橋渡しとなる施設の整備 ■物流関連業者の集積を図る地域の整備 |
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